にきび痕には大きく分けて２つあります。にきび痕が赤くもしくは黒っぽくシミのように色素沈着しているものと、表面が凸凹になっているものの２つです。色素沈着を起こしているにきび痕の場合は、シミと同じようにスキンケア次第で薄くできます。

ただ、にきび跡は、回復にはかなりの時間がかかります。なので、肌になるべく負担をかけない無添加の化粧品でやさしいケアを長く続けることが最も大切になります。にきび痕が陥没してしまい、肌が凸凹になってしまっている場合は、細胞まで傷ついている可能性があり、化粧品で改善するのはなかり難しいです。

皮膚には元々再生能力がありますがにきび痕の陥没は、肌が再生するための細胞分裂を行う細胞まで破壊されてしまっています。そして新しい皮膚が作られなくなっています。

しかし陥没したにきび痕でもあきらめないでください。皮膚を健康な状態に保って、肌に刺激を与えないように紫外線をなるべく浴びないようにしてください。毎日、肌を清潔に保ち適切なケアをすれば、少しずつ改善していきます。

食生活も見直し、外食を控えたり脂っこいものはなるべく食べないように工夫してください。野菜や水分を小まめに採るように心がけてください。

にきび痕には3つの種類があり、それぞれの正しい治療法を身に付けることが大切。赤みのあるもの、黒ずみシミ、そして凸凹クレーターです。赤にきび痕は皮膚の炎症です。洗顔料や化粧水はオイルフリータイプのものがベスト。よく泡立てて洗顔をし、お肌がふっくらとしてくるまで化粧水で十分保湿して下さい。

ボディにはオルビスのクリアボディローションがオススメ。手の届きにくい背中のにきび痕にも逆さで使えるスプレータイプです。黒ずみにきび痕は日焼けのメラニン色素が原因です。日中はUVカット効果のあるファンデやコンシーラーは必需品。エテュセのフラットデザインシリーズがにきび痕を綺麗にカバーしてくれます。

スキンケアは美白効果もあるビタミンC誘導体を使ったものを。ビタミンC誘導体7%配合、セラのVCローションは浸透力が違います。クレーターにきび痕は細胞が壊れた肌が変形してしまったもの。まずは皮膚科に行って相談しましょう。

特に副作用も少なく画期的なものとして注目されているのがFGF治療やマグネテラピーです。皮膚に新しい細胞分裂を促し、にきび痕の凸凹が消えて滑らかスベスベ肌に生まれ変わります。毎日のケアでキメ細かいお肌を取り戻していきましょう！